1か月間の北海道道の駅巡りのあいだは、キャンプ場をメインに宿泊していました。なので、夜はご飯を作って食べることが多かったです。最初に決めたキャンプ飯のテーマが「道の駅で買った食材で料理すること」で、実際やってみるとバイクなので冷蔵品を買うタイミングが難しかったり、道の駅での1人分の食材選びというのも苦労しました。キャンプ旅で作った『道の駅キャンプ飯』をご紹介します。

 

行者ニンニクウインナーと焼きしし唐辛子、茹でトウモロコシ

■材料
・行者ニンニクウインナー(くろまつない)
・しし唐辛子(ニセコビュープラザ)
・朝採れとうもろこし(ニセコビュープラザ)

記念すべき初キャンプ飯は、焼くだけ茹でただけと超簡素なもの。この時はまだ、油を携帯してなかったのでフライパンで素焼きにしました。

行者ニンニクウインナーは、北海道の山菜「行者ニンニク」を練り込んだウインナー。食べると少しニンニクのような風味がします。ニセコビュープラザで買っていた日本酒と良く合う! クセのある味がお酒のおつまみにピッタリです。強いて言えば、油を敷いて焼いたほうが、もっと皮がパリッとなって美味しかったかな。しし唐辛子は、持参していた能登の揚げ浜塩でいただきます。

朝採れのトウモロコシは、ちょうど搬入にきていた農家の方に美味しそうなものを選んでもらいました。恵未ゴールドという黄色いトウモロコシ。1本丸ごとは鍋に入りきらないので、手で折って入れます。包丁は持っていなかったので……。3つに折っても鍋の中でぎゅうぎゅう。若干固めの茹で上がりになってしまいました。初めてのキャンプ飯にしては上出来ってことで。

●東大沼キャンプ場
北海道亀田郡七飯町大沼町85-15

ニラの肉巻きとてっくい刺身

■材料
・知内町産元気ニラ(しりうち)
・上ノ国フルーツポーク(上ノ国もんじゅ)

一番料理らしいことをしたこの日。知内町はニラが特産物ということで、安さにつられ、何かに使えるだろうと買ったニラ。一日走って最後に寄った道の駅・上ノ国もんじゅで、豚肉の薄切りがあったのでニラの肉巻きに献立が決定。豚肉は「フルーツポーク」という、果物を餌にして育てた豚。さらに牛乳やヨーグルトも配合飼料に混ぜているのだそう。なんて贅沢! 豚肉は冷凍だったのですが、移動やテントの設営の間にいい具合に解凍されていました。

調理法はいたって簡単。豚肉の幅より少し長めにニラを切り、あとは豚肉で巻くだけ。巻けたものをフライパンで焼いていきます。しかし、この日も油を買うのを忘れ……。焼けるには焼けたのですが、若干フライパンが焦げてしまいました。味付けは、シンプルに塩コショウのみ。素材の味を楽しみます。豚肉は旨味が強くて柔らかく、脂身も甘い。ニラとの相性も抜群。ビールが進みます。

■材料

・てっくいフィレ(上ノ国もんじゅ)

てっくいとは、上ノ国の方言でヒラメのこと。80㎝程のヒラメのフィレが冷凍で販売されていました。バイクは冷蔵・冷凍保管ができないので、生ものはキャンプ場直前の道の駅で購入することにしています。

今回のキャンプ旅の調理器具は、包丁の代わりに万能ナイフのみ。刃渡りは短いのですが大活躍で、このてっくいのフィレも、なんなくお刺身にすることができました。ただ、やはり解凍時間が短かったせいか、厚みのある部分はまだルイベ状態。そして切ってみると想像よりもすごい量に。山盛りの刺身になってしましました。

刺身は塩でいただきます。食べてみると、ヒラメの味がすごく濃い。エンガワも入っていたのですが、こちらも脂が乗っていてすごく美味しい。こんなに旨味の強いヒラメは食べたことがない気がします。しかもそんなヒラメを1人でたくさん食べられるという! なんとも贅沢なキャンプ飯でした。

●夷王山キャンプ場
北海道檜山郡上ノ国町勝山520

鹿ソーセージと焼きトマト

■材料
・鹿肉ソーセージ(つるぬま)
・ミニトマト(あかいがわ)

この日のメニューは、超簡単キャンプ飯。食材をフライパンで焼くだけの手抜きメニュー。1つ目の食材は道の駅・つるぬまで購入したエゾシカソーセージ。浦臼町に新しくできたジビエ処理加工センターに持ち込まれたエゾシカを使用して作られたソーセージ。期間限定でワンコインの500円で販売されていたので、これは買いでしょ! と、思ったのですが、この時まだ14時過ぎ。暑さで悪くならないか心配でしたが、冷凍されているものだということが買う決め手に。鹿肉は高たんぱく低脂質の赤身の肉。ジューシーさはそんなにないですが、香辛料が効いていて鹿肉の臭みはなし。噛めば噛むほど鹿肉の旨味を味わえます。

2つ目の食材は、ミニトマト。旅中、野菜不足にならないように何かしら買うように心がけているのですが、手軽に食べれるということでミニトマトを買うことが多かったです。初めのうちはそのまま食べていたのですが、焼きトマトを始めてからはもっぱらこればかり。加熱することでトマトの甘みが増すし、熱々トロトロ食感になってとても美味しいです。

合わせるお酒は道の駅・ライスランドふかがわで買ったシードル。深川産りんご100%で作られたこのお酒は、りんごの香り華やかなすっきりとした飲み口。本当はパスタも作ろうかなと思っていたのですが、エゾシカソーセージでお腹いっぱいに。次回に持ち越しとなりました。

●金比羅公園キャンプ場
北海道雨竜郡北竜町三谷104-3

ミートソーススパゲティ

■材料
・大空町のミートソース(メルヘンの丘めまんべつ)
・当別の生パスタ(北欧の風とうべつ)
・青唐辛子(かみゆうべつチューリップの湯)

お手軽キャンプ飯。青唐辛子を小口切りにして軽く炒め、そこにミートソースを投入。ソースを1度温めたら別鍋に沸かしたお湯でパスタを茹でます。この生パスタ、茹で時間が2分と茹で上がりが早くて便利。しかも常温保存で良いということで、しばらくのあいだ持ち歩いていました。茹で上がったらフライパンにパスタを移し、温めながらソースに絡めればできあがり!

当別町産の小麦100%で作られた生パスタは、もちもち食感。ソースも良く絡みます。ミートソースには大空町の「さくら豚」がたっぷりと入っていました。青唐辛子は思っていたほど辛くなくて、ソースのいいアクセントになりました。ただレトルト食品を温めるだけでなく、ほんの少し他の具材を加えるだけで、簡単に、かつ美味しさはグッとアップしますよ。

●女満別湖畔キャンプ場
北海道網走郡大空町女満別湖畔2-5

あらびきウインナーとさけるモッツァレラ

■材料
・おこっぺハムのあらびきウインナー(おこっぺ)
・さけるモツッァレラストリング(おこっぺ)

この日は買うことのできた食材が、道の駅・おこっぺのウインナーとチーズだけ。ウインナーをフライパンで焼いて、焼いてとろけたチーズと一緒に食べようと思ったら、チーズが全然溶けない…。モツッァレラといえど、さけるチーズに加工してあるので、とろーりととはいかなかったようです。半分は焼いてクロワッサンに乗せ、半分はそのまま割いて食べました。モッツァレラチーズのあっさりとした味に、程よく塩気が効いていて、そのまま食べても温めて食べても美味しかったです。

ウインナーは、皮はパリッと、口の中ではジューシーな肉汁が広がります。豚肉の食感もしっかりと楽しめます。道の駅・はまとんべつで買ったクロワッサンと一緒にいただきました。ただ、このクロワッサン、移動のあいだにぺしゃんこに潰れてしまい、ふわっとサクッとした食感が台無しに。荷物が入るスペースが少ないので、潰れやすいものや、かさばる食材の持ち運びが大変なのが、バイク旅の辛いところです。

●紋別ベイサイトオートエリア
北海道紋別市海洋公園1

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