富士山レーダードーム館が目の前。道の駅「富士吉田（山梨県）」

富士吉田もすばしりと同様に霧がかかっていて何も見えない状態。３月だというのにここにも雪が積もっていました。駐車場に到着してまず目に入ったのは、人がポリタンクを持って並ぶ姿。

富士山の伏流水が無料で汲める水場があって、ペットボトルや大きなポリタンクを持った人が並んでいます。バナジウムを多く含んだ水として人気で、容器を持っていない人のために空のペットボトルが100円で売っていました。

駅内のふじやまビールで、藤山ビールウインナー、物産館では富士湧水レタスを購入しました。駅内の施設が充実している印象です。屋内スポーツ施設の富士山アリーナもあります。

体感温度マイナス21度の世界を体験

また道の駅に隣接するかたちで、富士山レーダードーム館があります。35年間、富士山の頂上にあって日本の気象観測を続けてきたレーダードームが1999年に移設され、体験学習施設になっています。

NHKでプロジェクトXという番組がありましたが、その第一回目で取り上げられたのが富士山レーダーでした。施設内のシアターではドキュメント「世界最大のレーダー建設〜富士山頂9000人のドラマ〜」を上映。約50分の映像ですが見応えがあってお薦めです。レーダードーム完成までの展示や解説、気象観測の体験コーナーもあり、寒さ体験コーナーでは、富士山頂の５月頃の気候を体感。風速13ｍ、体感温度マイナス21度の世界を感じることができます。入館券は大人610円、小中高生410円。

道の駅 富士吉田/山梨県